白猫プロジェクトアニメの感想 1話目
いよいよ2020年4月6日、白猫プロジェクトがアニメ化されました。
「ゼロクロニクル」といえば白猫3周年記念イベントとして初登場し以後も絶大な人気と支持を得ていたイベントです。
そんなゼロクロニクルを今回アニメ化するということでコロプラも背水の陣だと認識しています。看板ゲームの看板イベントでコケたら洒落になりませんからね。
以後はネタバレを含みますのでご了承下さい。
まずこのアニメ、というか作品を語っていく上で避けては通れないのが「FGOバビロニア」です。同じくゲームからのアニメ化ということ、バビロニアはつい最近まで放送されていてトレンドを常に賑わせたということを含めてもハードルが若干上がってしまっているのは否めないと思います。
「比較するな」「別物だから関係ない」という意見はよく分かりますし比べるのは本来筋違いだと思います。
それでもすぐ前にそうした作品がありそれが大成功したとあってはこちらにも一定の期待がかかるのは当然だと考えます。
さて無駄話が長くなりましたが早速観ていきましょう。
冒頭のアイリスのシーン。
白猫キャラがアニメで動いてるってだけで感動しますねなんか、アイリスの強さと美しさがよく表れていると思います。
そして闇の王子です。
白と黒が舞台だけにお互いの世界を行ったり来たりしながら話を進めて行くみたいですが
既に話の展開が早いです、この泣いてるシーンの前にスキアーズとのやり取りがありますがあそこはもう少し掘り下げが欲しかったです。
尺の都合なのか唐突な登場に唐突な退場はちょっと寂しいかなと。
主人公が闇の王子になることを決意した回だっただけにじっくりやっても良かった感。
そしてヴァルアス登場。スキアーズの言った言葉を正しく復唱できたため主人になりました。
アニメでやると掌返し感が半端ないですね、
ヴァルアスの心情変化の描写がないので原作未プレイ勢は既に置いてきぼりかも。
そしてシーマさん。
画像はありませんがファイオスさんも出てます。
この2人は特に気になったのが台詞回しですね。誰が台詞を考えているのかは分かりませんが全体的に回りくどく厨二病を拗らせたような感触を受けました。
そしてシーマさん、その多くなった台詞に滑舌が付いて行ってないです。
今回のアニメは原作からそのままキャストも引き継いでいますがアニメにするとこの辺りはもろに出ますので話を重ねて馴染むのを見届けたいと思いました。
ちなみにファイオスさんも滑舌と力強さが欲しいと感じました。
バビロニアって声優化け物揃いだったんだと再認識しました。
大作のメインキャラということでプレッシャーも生半可ではないと思いますが、毎話ほぼ居るキャラだけに誤魔化せないのも事実なので
見違えて行く様子を期待したいです。
さて散々愚痴が続きましたが1話で感じたいのは、新規は知りません
という空気感でしょうか、実際問題白猫プロジェクトだと知らなかったらこの1話目で大半はリタイアする内容だと思います。
ゼロクロニクルを知らない層にもこの作品の素晴らしさを伝えていくというアニメのもう一つの側面から離れたようにも感じました。
(ユーザーへのご褒美みたいな側面もあるので別にそれでも構わないですが)
ただ王道ファンタジーの1話目はぼんやりしたりしっくり来ないことが多いので2話目以降で話の掘り下げがあれば軌道修正して行くと思います。
徐々に盛り上げて最後振り返ったら素晴らしい出来だったと言わせて欲しいと心から願ってます。
1話目はこれで終わります。
また2話でお会いしましょう、
あと作画がこの先1ミリくらい不安。